タイトル
家相のコラム 2003年10月号

ケイエスケイ設計
http://www.ksk-sekkei.com/

この家相のコラムのページでは、家相と住宅設計に関するちょっと耳寄りな話、家相についての Q.&A.、家相とのよりよいかかわりかたなどをご紹介しております。
偶数月ごとに発行の予定です。今後ともぜひご覧下さい。


鬼門

1.表鬼門と裏鬼門

 家の中心から見て北東45度の方角が表鬼門、南西45度の方角が裏鬼門になります。
 北東の方角は、一日でいえば夜から朝に変わる方角であり、一年でいえば立春、すなわち冬から春に変わる方角です。また、南西の方角は、一日でいえば昼から夜に変わる方角であり、一年でいえば立秋、すなわち夏から秋に変わる方角です。陰陽交替の方角で、陰陽の気が交わる場所で気の流れがよどみやすくなることから、不浄のものを置くことを嫌ったと考えられます。

 また、中国の占星術では、北東の方角を惑星の通る道筋、すなわち神様が通る道筋と考え、神聖な場所としてきました。そして、このような神聖な場所に不浄のものを置くことを禁じたといわれています。その他にも、騎馬民族の匈奴が北東から攻めてくるので鬼門として門を設けないとか、冬の季節風が北東の方角から吹き込むので鬼門として開口部を設けない、また南西の方角は日差しが強く夏に蒸し暑くなり物を腐らせるため、南西に位置する裏鬼門には台所やトイレなどを配置しないなどの諸説があります。

 すなわち、表鬼門、裏鬼門は、不浄の物を配置せずにきれいに保たなければならない場所ということになります。


2.張り出しと欠け

 家相の吉凶をみるうえで重要になるものに、建物の張り出しと欠けがあります。6月号の「建物の中心の決め方」のところで説明しましたが、一辺の1/3以下の凸を張り出し、1/3以下の凹を欠けといいます。

 基本的には、張り出しは吉相、欠けは凶相となりますが、表鬼門、裏鬼門は、張り出し、欠けともに凶相となります。


次回11月号は、「建築の豆知識--地震と住宅について」を予定しています。ご期待ください。