タイトル
家相のコラム 2003年12月号

ケイエスケイ設計
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家相は、前に述べたように、陰陽説、五行説、八卦説、九星説を母体として生まれたものであり、それらの象意が各方位の吉凶を判断するうえでの基礎となっています。今回から、各方位の持つ象意と吉凶現象をご説明いたします。12月号は、北方位と北東方位についてです。
偶数月ごとに発行の予定です。今後ともぜひご覧下さい。


家相と方位 -北方位と北東方位-

1.北方位の持つ象意と吉凶現象

 北は「坎」「一白水星」の方角で、正象は「水」です。季節でいえば「冬」「冬至」、家族でいえば「次男」、身体でいえば「腎臓、膀胱、耳」、色でいえば「黒」「赤」の象意を持っています。
 「坎」は訓読みでは「あな」と読み、二陰の間に一陽の形をしていることから「陥る」を意味します。また、水性に属すため水の性質にちなんだ象意を持っていて、水の持つ冷却性、浸透性の意味から、心静かに思いを沈め物事を冷静に判断すると理解され、智恵・思想などの象意を持っているとされます。
 最近の風水の本などでは、北枕にすると頭が冴える等の記述が見受けられますが、「坎」の持つ象意から判断されていると思われます。また、季節では「冬至」にあたり、陰の極であるのですが、このことはこれから春に向かって昇り始めることを意味し、変化の兆しを発見する、転換の端緒を上手く見出すなどの意味に理解されています。

 北は真冬を意味し、停滞、休養、衰退を意味する運気で、子宝運、夫婦家庭運、健康運、部下運、副業運などに関ることに吉凶現象が現れます。

 吉現象としては、
・ 子宝に恵まれる。
・ 夫婦仲良く、家庭が安定する。
・ 健康的で、忍耐強くなる。
・ 部下、従業員に恵まれる。
・ 副業で収入を得る。
・ 交友関係が広がる。

 凶現象としては、
・ 子供運が悪い。
・ 色情問題を起こしやすい。
・ 腎臓、婦人病、泌尿器系の病気にかかりやすい。
・ 部下、従業員に恵まれず、問題がおこりやすい。
・ 夫婦仲がうまくいかず、離婚率が高い。
・ 悪い交友関係ができ、借金に苦しむ。
・ 盗難に遭いやすい。
などがあげられます。


2.北東方位の持つ象意と吉凶現象

 北東は「艮」「八白土星」の方角で、正象は「山」です。季節でいえば「晩冬から初春」、家族でいえば「三男以下」、身体でいえば「胃、腰、手足、鼻」、色でいえば「黒」「黄色」の象意を持っています。
 「艮」は訓読みでは「とどむ」と読みます。八白土星は陽の土性で、土の積み重なった山を意味し、このことは安定して動かぬこと、すなわち「静止」を意味します。何事にも静止して慌てず、冷静、温厚、篤実、頑固、蓄えるなどの象意を持っています。
 また、定位が「丑・寅」の方角に位置し「立春」を含む季節になることから、陰の中にも明るい兆しをはらんでいる星で、複雑な性質を持っています。

 北東は春の到来、日の出を意味する運気で、兄弟運、不動産運、相続運、後継者運、健康運などに関ることに吉凶現象が現れます。

 吉現象としては、
・ 家庭が円満になる。
・ 親戚、身内の助けを受けられる。
・ 経済が安定し、財を築くことができる。
・ 不動産で利益を得、財を築くことができる。
・ 相続問題がスムーズに進み、争いがおこらない。
・ 後継者に恵まれる。
・ 部下、従業員に恵まれる。
・ 健康に恵まれ、働き者になる。

 凶現象としては、
・ 家庭不和で、子供運が悪くなる。
・ 女系家族になりやすい。
・ 財産、不動産問題で、身内に争いがおこりやすい。
・ 不動産投資で失敗する。
・ 相続問題が円満に進まず、争いごとがおこる。
・ 後継者に問題が生じ、苦労する。
・ 手足の関節や、腰痛、脊椎を痛める。
・ 病気がなおりにくく、慢性化することが多い。
・ 部下、従業員に恵まれず、問題がおこりやすく、損害をこうむる。
・ 頑固で強情になる。
・ 職業を変わりやすくなる。
・ 生活が安定しなくなる。
などがあげられます。

 なおこのコラムを書くにあたりましては、平木場泰義著「気学の事典」 (東京堂出版)を参考にいたしました。


次回1月号は、「建築の豆知識--」を予定しています。ご期待ください。