タイトル
家相のコラム 2004年6月号

ケイエスケイ設計
http://www.ksk-sekkei.com/

今月のコラムは、みなさまから家相診断の依頼をお受けしていて、よくご質問されますことについてご説明いたします。
家相のコラムは偶数月ごとに発行の予定です。今後ともぜひご覧下さい。


家相のQ.&A.

Q1. 建物に凹凸があって建物の中心の出し方がよくわからないのですが、どのようにして求めたらよいのでしょうか?

A1. まず、建物の凹凸の部分の長さが、その凹凸のある辺全体の長さの1/3以下なのか、1/3を越えているのかを確認します。1/3以下であればその凹凸はないものとし、1/3を超える場合は建物の一部として判断します。

 建物の一部と判断した場合、家相診断をするかたによって建物の中心を求める方法が異なります。
1つめは、凹凸部分の中心線で凹凸のある建物を長方形に置き換えてから、その対角線の交点を建物の中心とする方法です。もう1つは、凹凸部分の形をそのままにして建物をいくつかの長方形に分けてからそれぞれの中心を求め、その面積比から全体の中心を求める方法があります。

 前者の場合は、建物の形状が複雑になるとやりかたによってはかなり大きな誤差が生じることがありますが、後者の場合にはそのようなことはありません。ただ、後者の場合には、図面上で建物の中心を求めようとするとちょっと難しくなることもあるので、厚さの均一なボール紙で建物の形状を切り抜いて、それを糸でつるしボール紙が水平になる位置を求めて建物の中心としているかたもいます。

 ちなみに私の場合は、後者の方法を採用して図面上で建物の中心を求めています。複雑な形の建物でご自分で中心を求めるのが難しい場合には、お気軽にご相談ください。




Q2. 北の方角が出ている建築の配置図で家相診断を依頼したところ、磁石の北はどちらか聞かれました。図面に記載されている北の方角は、磁石の北とはちがうのでしょうか?

A2. 北の方角には、磁石のN極が指す磁北と、太陽が南中(真南)に来たときに影を落とす方向の真北の2つがあります。一般的に、測量図や建築図面、地図などでは真北を北の方角としていますが、家相に関する書物では、磁北と真北のどちらを北の方角とするかは、だいたい半分半分のようです。

 家相が中国の八卦説や五行説、陰陽説などから生まれて、日本に伝来して独自の進化をしたことや、家相の言い伝えに太陽にまつわることが多いことなどを考えますと、私としては、家相診断においては真北を北とするほうが正しいのではないかと考えております。
 ただ風水について申し上げますと、風水は家相と同様に八卦説や五行説から生まれたのですが、中国で進化しその過程で磁石を使った羅盤が考案されて現在に至っていることから考えますと、磁北を北とするほうが正しいと思います。

 よく、風水と家相は同じものであると考えているかたがいらっしゃって、家相診断のほかに風水についての依頼がたびたびあるのですが、風水と家相は生まれは同じでも育ちがちがうわけですから、同様に扱うことはできないと考えています。
私の家相診断では、北の方角がおわかりにならない場合にはこちらで建物の所在地から真北を求めますので、建物の所在地の住所を記載した図面をお送りいただければかまいません。




Q3. 張り出しは吉相なので「張り出し」のあるプランにして家相をみていただいたところ、「欠け」のあるプランだから凶相になるといわれました。「張り出し」と「欠け」の見方を教えてください。

A3. 「張り出し」と「欠け」の見方は、Q1.の建物の中心を出す場合にも大きくかかわってきます。一般的には、張り出しや欠けのある辺の全体の長さの1/3以下の張り出しであれば「張り出し」、1/3以下の欠けであれば「欠け」と判断します。すなわち、その辺の長さの1/3を超えているが、2/3未満であれば、「張り出し」にも「欠け」にもなりません。

ただ、家相診断においては、「張り出し」以外はすべて「欠け」と診断されるかたもいるようです。また、「張り出し」は吉相といわれますが、表鬼門や裏鬼門の「張り出し」は凶相となりますので、注意してください。


次回7月号は、「建築の豆知識--」を予定しています。ご期待ください。